2017年6月18日日曜日

Twitch配信の設定について(OBS Studio)

要望もありTwitchでHS配信するための方法を1から書こう…と、思ったんですが画像撮るのがあまりにめんどくさかったのでとりあえず設定について簡単に書きます。
配信ソフトの基本操作とかはググればいっぱい出てくるのでそちらを見ましょう(丸投げ)




以前書いた「Hearthstoneの配信が快適にできるPC選び」の補足みたいなものなので、私が炉端の集い用に使ってるPC/設定をベースに書きます。よって、設定の内容は低負荷であることがメインになります。高スペックなPCをお持ちの方はもっと設定上げても大丈夫です。

まずは環境から。

製品:Dell E6230
CPU:Core i5 3340M
メモリ:5GB
OS:Windows10 Home 64bit
配信ソフト:OBS Studio

続いて設定ですが、負荷に関わる部分ですので出力設定と映像設定のみご紹介します。必要そうな部分には簡単に説明を書きますので参考にして下さい。

設定->出力->配信

出力モード:詳細
エンコーダ:x264
使用しているPCによりますが、対応していればx264の他にQuickSyncとNVENCが使用できます。QuickSyncはIntel Core iシリーズ、NVENCはNVIDIA GeForceシリーズを搭載していれば使用可能です。※1
QuickSyncとNVENCはそれぞれCPUとGPUに内蔵されたハードウェアエンコーダを使用してエンコードを行うため、x264を使用するよりも負荷が低くなります。その代償にx264に比べて画質が落ちます。よって、PCの処理能力に余裕がある場合はx264、負荷を減らしたい場合はQuickSyncまたはNVENCを選択すると良いでしょう。
※1:Intel Core iシリーズは2世代目から、NVIDIA GeForceシリーズはGTX6xx系からの対応だった気がしますが、ちょっと自信ないです。
レート制御:CBR
ビットレート:1300
炉端の集いで配信する(=4G回線で配信する)都合上、回線速度が遅いため通常よりビットレートを下げています。ご自宅の回線やWi-Fiで配信する場合は2000程度まで上げましょう。ビットレートを上げても負荷はさほど変わらないため、好みで設定して大丈夫です。ただし、QuickSync/NVENCを使用する場合は画質が落ちますので、2500~3000程度まで上げたほうが良いかもしれません。
キーフレーム:2
CPUのプリセット:faster
OBS Studioの説明に記載されている通り、上に行くほどCPU負荷が低くなります。それと同時に画質も悪くなります。負荷を減らすなら上、画質を優先するなら下を選択しましょう。
プロファイル:main
基本、main固定で大丈夫です。highの方が名前的に高画質になりそうですが、大抵の場合はmainの方が画質も良くなります。
チューン:なし
x264オプション:空欄
画質への影響度の割に負荷が高くなりますので基本は空欄のままにしましょう。

設定->映像

基本(キャンバス)解像度:1366x768
デスクトップの解像度と同じ値を設定しましょう。
出力(スケーリング)解像度:1366x768
Twitchに出力する映像の解像度です。基本はデスクトップの解像度と同じで良いかと思いますが、負荷を低くしたい場合は下げましょう。Hearthstoneは細かい部分を見る必要がないので、HD(1280x720)でも十分美しく見えます。
縮小フィルタ:バイキュービック
私は画質の差を体感できなかったので正直どれでもいいと思います。一応画質が良い順はランチョス>バイキュービック>バイリニアで、PC負荷の高さも同様の順です。
FPS共通値:20
1秒あたりに描画するコマ数です。当然値が増えるほど(=コマ数が上がるほど)負荷は高くなります。Hearthstoneは動きの少ないゲームですので低めでも問題ありませんが、流石に10とかに設定するとカクつきを感じるので20~30あたりに設定しておくのが丸いと思います。

以上

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